日頃より西部ガスグループをご愛顧、ご支援いただき誠にありがとうございます。
心より御礼申し上げます。
当社グループを取り巻く環境は、人口減少や少子高齢化、ガス・電気の小売全面自由化など大きく変化しています。また、2050年のカーボンニュートラルに向けた潮流などにより、様々な場面で持続可能な社会を目指す動きが広がっています。
このような中、私たちはこれらの環境変化をチャンスと捉え、来るべき社会における“ありたい姿”を描き、その実現に向けた戦略を「西部ガスグループビジョン2030」としてとりまとめました。
『人を、街を、社会をつなぎ、未来をつくる。』
西部ガスグループは「つながり」をチカラに
未来を変える価値の創造に挑み
持続可能で豊かな社会の実現をリードします。
同ビジョンのキーワードは「つながり」です。当社グループは創業以来、グループのさまざまな事業活動を通じて、地域の皆さまとつながり、信頼を築いてきました。このつながりを広げ、深耕しながら、より良い未来の実現をリードしていくことを目指しています。
2050年のカーボンニュートラル実現に向けては、「西部ガスグループカーボンニュートラル2050」に基づいて取り組んでいます。燃料転換需要の獲得や地域の資源を活用したメタネーション実証事業によるガスの低・脱炭素化、また洋上風力発電や地熱発電といった再生可能エネルギーの普及拡大による電源の脱炭素化を進めるなど、一歩ずつ着実に低・脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進しています。
西部ガスグループは2030年に創立100周年を迎えます。 これまでにも幾多の環境変化に直面してきましたが、自らも変わり続けることでお客さまに新たな価値を提供し続けてきました。 今後も、私たちの精神にDNAのように沁み込んだ「地域貢献」の理念のもと、お客さまの抱えるお困りごとや期待に真摯に向き合い、皆さまとのつながりを力に、地域社会の発展に貢献するとともに、皆さまから選ばれ続ける企業グループを目指してまいります。