トップメッセージ

株主のみなさまへ

西部ガスホールディングス株式会社 代表取締役社長 道永 幸典

未来を変える価値の創造に果敢にチャレンジします

日頃より西部ガスグループをご愛顧、ご支援いただき誠にありがとうございます。
心より御礼申し上げます。

当社グループを取り巻く環境は、人口減少や少子高齢化、ガス・電気の小売全面自由化など大きく変化しています。また、2050年のカーボンニュートラルに向けた潮流などにより、様々な場面で持続可能な社会を目指す動きが広がっています。

このような中、私たちはこれらの環境変化をチャンスと捉え、来るべき社会における“ありたい姿”を描き、その実現に向けた戦略を「西部ガスグループビジョン2030」としてとりまとめました。

西部ガスグループ 2030年のありたい姿
『人を、街を、社会をつなぎ、未来をつくる。』
西部ガスグループは「つながり」をチカラに
未来を変える価値の創造に挑み
持続可能で豊かな社会の実現をリードします。

同ビジョンのキーワードは「つながり」です。当社グループは創業以来、グループのさまざまな事業活動を通じて、地域の皆さまとつながり、信頼を築いてきました。このつながりを広げ、深耕しながら、より良い未来の実現をリードしていくことを目指しています。

2050年のカーボンニュートラル実現に向けては、「西部ガスグループカーボンニュートラル2050」を策定し、2030年時点における具体的な数値目標(@CO2排出削減貢献量150万トン、A再エネ電源取扱量20万kW、Bガスのカーボンニュートラル化率5%以上)を設定しました。取り組みはまだスタートしたばかりですが、「ひびき発電所」の建設をはじめ、CO2をクレジットでオフセットしたカーボンニュートラル都市ガスの供給、各自治体と脱炭素に関わる連携協定を締結するなど、一歩ずつ着実に低・脱炭素社会の実現にむけた取り組みを進めております。

西部ガスグループは2030年に創立100周年を迎えますが、これまでにも幾多の環境変化に直面し、自らも変わり続けることでお客さまに新たな価値を提供し続けてきました。当社グループは今後も「グループ大」で知恵を絞りながら、負けや失敗を恐れず、未来を変える価値の創造に果敢にチャレンジし、地域社会の発展に貢献するとともに皆さまから選ばれ続ける企業グループを目指してまいります。

代表取締役社長 道永 幸典

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