
2021年4月、西部ガスグループは新たなグループ事業体制へ移行し、変革への第一歩を踏み出しました。これはグループ経営体制の強化と地域に根差した事業体制構築を目的とするものです。
私たちを取り巻く環境は、人口減少や少子高齢化、エネルギーの自由化、デジタル技術の進展など大きく変化しています。更に、自然災害の増加や2050年のカーボンニュートラルに向けた潮流により、様々な場面で持続可能な社会を目指す動きが広がっています。
これまでも西部ガスグループは、環境変化を捉え、自らも変わり続けることでお客さまに新たな価値を提供し続けてきました。例えば、石炭を原料として始まった都市ガス事業は、石油、天然ガスと原料を変えることでその時代の環境問題を克服し、お客さまの暮らしや産業を支え続けてきました。そして、これからはグループ一丸となって、カーボンニュートラルの実現にチャレンジしていきます。
私たちはこれらの環境変化をチャンスと捉え、来るべき社会におけるありたい姿を描き、その実現に向けた戦略を「西部ガスグループビジョン2030」として取りまとめました。
西部ガスグループは、2030年に創立100周年を迎えます。
その先の未来も見据え、グループの様々な事業活動を通じて「つながり」と信頼を地道に積み重ね、地域社会の発展に貢献するとともに皆さまから選ばれ続ける企業グループを目指します。

西部ガスホールディングス(株)
代表取締役社長