初心者も、続かない人もハマる
最新トレーニングで運動習慣を身につけよう！

まずは自分のペースでチャレンジ リモートで参加する運動プログラム

日頃は、子どもへの読み聞かせや「コドモディスコ」などのイベントを開催、ご自宅では寺子屋を営むという廣瀬カナエさん。多忙な毎日だけに意識して運動をしたことが無く、なんと今日がジム初体験！

今回おじゃましたのは、JR吉塚駅すぐにあるフィットネスクラブ「ファンサンテ吉塚店」。こちらは、運営母体の「西部ガス都市開発」の社名変更に合わせて、昨年10月から店名も新たになりました。
吉塚店はオリンピック村でも使われているヨーロッパのメーカー「テクノジム」のマシンを導入しているため、西部ガス硬式野球部などアスリートも利用しているのだとか。さらに、シェイプアップ向けのボディコンバット、心身のバランスを整え代謝をあげるヨガやピラティスなど週100本以上のレッスンを用意しています。
その中から支配人の米倉孝一さんがおすすめを案内してくれました。

米倉さんご自身はトライアスロンに挑戦するほどの運動好き。吉塚店でもランニングマシンで走ったり、プールで泳いだりした距離を記録するマラソン大会など、さまざまなイベントを計画されています

―米倉さん（以下、米倉）：　今日カナエさんに受けていただくのは、レズミルズプログラムの一つ、ボディバランスのレッスンです。ヨガをベースにピラティスや太極拳の動きを取り入れた内容なんですよ。

「レズミルズプログラム」とは、ニュージーランド発信のグループエクササイズプログラムのこと。ボディバランスの他にも、エアロバイクや格闘技を取り入れたものなど、市場調査と科学をもとに構成された多種多様なレッスンが揃っています。

―カナエさん（以下、カナエ）：　太極拳なんて、やったことないですけど大丈夫でしょうか？

―米倉：　問題ありませんよ。スクリーンの動画を見ながら体を動かしますので、まずは見よう見まねで大丈夫。いろいろな動きで自然とバランスを取りますので十分効果は得られるはずです。

―カナエ：　なるほど。映像を流すために照明を落としているので、他人の目を気にせずに集中できますね。

―米倉：　そうですね。あと、後ろのガラス面もカーテンで目隠しをしています。入会したてで、インストラクターや他の方と一緒だと緊張するために、こちらから始める方も多いです。

正面のスクリーンには海外の大きな会場とインストラクター、そしてたくさんの参加者の映像が映し出されます。まるで自分も参加しているような臨場感！

同じレッスンを受講されていた常連さんも「筋トレもあり、ヨガもあり、バランスよくいろんな運動が入っているのが魅力ですね。それに入退室や休憩も気兼ねなくできるから、合わなければすぐに出られます」とマイペースに続けているそうです

―カナエ：　太極拳の動きが面白いですね。意外に動きはゆったりですが、普段伸ばさないところまで伸びる感じ。特にわき腹の部分を使った気がします。

―米倉：　ボディバランスレッスンは、全身を使って柔軟性やしなやかさを鍛えます。体幹力がアップするので体のラインが整いますし、呼吸を意識するのでリラクゼーションにもつながるんですよ。

みっちり一時間のレッスンが終了。久しぶりの運動でカナエさんもお疲れかと思いきや、入室前よりもイキイキした表情です。

―カナエ：　きついと思う瞬間はありましたが、息が上がるほどではなくて、休まずに続けられましたね。気になっていた肩こりもほぐれた気がする。

この調子で、次のおすすめワークアウトにレッツゴー！

スーパーマンになった気分で 疲れを忘れて没頭できるVRトレーニング

指導上手な野村みどりさんはインストラクターとしてもスタジオレッスンを受け持っているそう。「初めての方が戸惑わないように、慣れてる方は物足りなくならないようと、参加者の習熟度を見極めてレッスンを組んでいます。それに声をかけると張り合いも出るので、頑張る気持ちが湧いてくる。そこはインストラクターのレッスンのいいところかな」

レズミルズプログラムの後は、米倉さんから副支配人の野村みどりさんにバトンタッチ。ゲームやeスポーツでおなじみのVR（バーチャルリアリティ）技術を使った本格トレーニング「イカロスVRトレーニング」を体験します。
高山や海などリアルなVR空間の風景を楽しみながら、体幹を鍛えることができるんですって。九州でも導入しているジムはほとんど無いので、こちらを目当てに来館される方も多いそう。

―野村みどりさん（以下、野村）：　では、まずうつ伏せになってこのマシンに乗ってもらいましょう。そうすると、前腕や肘関節、つま先で体を支えるエクササイズ"プランク"のような姿勢になります。その後、私がマシンを支えていた手を外すので、お腹に力を入れてこの姿勢をキープしましょうね。

―カナエ：　もうすでにきついです〜

―野村：　頑張って！この不安定な感じが面白いんですよ。では、ゴーグルをつけていただきます。画面の中にある輪っかをくぐってみましょう。

―カナエ：　うわ〜！なんだこれ！落ちる〜

―野村：　画面の中では、ものすごく高い雪山の上を飛んでいて、宙に輪っかが散らばって浮いている状態です。自分が操縦者となって右や左に移動しないと輪っかを潜ることができません。

―カナエ：　難しいですね！体が思うように動かなくて、一個もくぐれない！！

―野村：　空中で方向を調整するためには、体のひねりを微調整しなければならないんです。重心をしっかりキープするのがコツです。

―カナエ：　だんだん慣れてきました。あんまり動かない方がいいんですね。

―野村：　そうです！体勢を保つことでお腹のコアの部分、曲がる動きで腹斜筋など、通常は鍛えにくい筋肉に響きます。

―カナエ：　VRのおかげでキツさを忘れますね。映像がリアルで本当に異空間を飛んでいる感じ。皆さん絶対一度乗ってみた方がいいと思います。

―野村：　ゲーム感覚で楽しめますよね。体幹というのは上半身と下半身のつなぎ目です。ここを鍛えれば、姿勢がグッときれいになります。
年齢などの制限はありませんが、画面に酔ってしまう方もまれにいらっしゃいますので無理せず1分〜3分くらいの短時間からチャレンジしてみてくださいね。ワークアウトで体をほぐした後に乗るのがおすすめです。