J-クレジットを活用したCO2排出量削減に関する取り組みについて
〜「西部ガス カーボンリデュースクラブ(ボイラー)」を創設します〜
2021年10月26日
西部ガス株式会社
西部ガス株式会社(以下、西部ガス)は、西部ガスグループが販売する都市ガス・LPガス・LNG(液化天然ガス)を燃料とする業務用ボイラーをお使いのお客さま※1を対象とした、CO2排出量削減に関する取り組み(以下、本取り組み)を11月1日から開始します。本取り組みの開始にあたり、新たに「西部ガス カーボンリデュースクラブ(ボイラー)※2」を創設し、同日から入会申込受付を開始します。
本取り組みは、国が認証する「J-クレジット制度※3」を活用したもので、西部ガスは、お客さまが重油などの燃料から都市ガスやLPガス、LNGなどへの燃料転換(以下、燃転)により削減したCO2排出量を取りまとめて認証申請し、J-クレジットを創出します。また、お客さまに対しては、削減したCO2排出量に応じた金額を還元します。
従来、CO2排出規模が小さく、単独ではJ-クレジット制度参加のメリットが少なかったお客さまも、「西部ガス カーボンリデュースクラブ(ボイラー)」に入会することで、J-クレジット登録認証に関わる手続きやコストが不要となるほか、還元金を利用することにより、燃転後のボイラーの維持費低減を図ることができます。
なお、西部ガスは、本取り組みで創出したJ-クレジットの一部を各種イベントでのCO2オフセットなどに活用する予定です。
西部ガスグループは、「西部ガスグループカーボンニュートラル2050」を策定し、低・脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めています。当社グループは、今後も多様な取り組みを通じて低・脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
1.本取り組みのイメージ図

2.本取り組み参加によるお客さまの主なメリット
- J-クレジットの登録認証・審査に関わる手続きやコストが削減できます
- CO2削減量に応じた還元金を西部ガスから受け取れます
- 1 主に都市ガス・LPガス・LNGへの燃料転換によりボイラーを導入したお客さまが対象です。
- 2 本取り組みへの参加には「西部ガス カーボンリデュースクラブ(ボイラー)」に入会し、 所定の条件に了承していただく必要があります。
- 3 省エネルギー機器の導入や森林経営などの取り組みによる、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。本制度により創出されたクレジットは、低炭素社会実行計画の目標達成やカーボン・オフセットなど、様々な用途に活用できます。
以上