プレスリリース

九州大学および株式会社日本炭素循環ラボとの 「都市ガス燃焼後の排ガスに含まれるCO2利用に関する共同検討」について

2022年4月7日

西部ガス株式会社

2022年3月4日に、西部ガス株式会社(代表取締役社長:道永 幸典、以下、「西部ガス」)は、国立大学法人九州大学(総長:石橋 達朗、以下、「九州大学」)、株式会社 日本炭素循環ラボ(代表取締役社長:山下 知恵、以下、「日本炭素循環ラボ」)と、2021年11月に締結した組織対応型連携契約に基づき、都市ガス燃焼後排ガス中のCO2利用に関する共同契約を締結し、共同検討を開始しました。

本共同検討では、西部ガスの都市ガス事業に関するノウハウや、九州大学の学術的知見、日本炭素循環ラボの技術力を融合させ、カーボンニュートラル社会の実現に必要な、新しいCO2回収技術を創出することを目的としています。具体的には、ガスボイラー、ガスコジェネ、ガスヒートポンプエアコン(GHP)などのガス機器からCO2を回収し、変換・利用するまでの一連のサイクルを検証・評価してまいります。

当社グループは、お客さま、行政、学術機関等との積極的な連携を図り、一体となって2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを一歩ずつ着実に実行することを通じて、持続可能な社会の発展に貢献できるよう努めてまいります。

  • 低コスト・高性能なCO2回収・再資源化技術の社会実装を目指す、九州大学発のベンチャー企業

■具体的な取り組み事項

  1. 最適なCO2回収・利用場所の選定
  2. 都市ガス機器から排出されるガスの状況確認(量、温度、濃度等)
  3. 開発中のCO2分離回収装置の活用方法の検討

■CO2回収/利用イメージ

CO2回収/利用イメージ

以上