トランジションボンドの発行に関するお知らせ
2022年11月1日
西部ガスホールディングス株式会社
西部ガスホールディングス株式会社(代表取締役社長:道永 幸典、以下、「当社」)は、トランジションボンド※1を発行することを決定しましたので、下記の通りお知らせします。
記
西部ガスグループ(以下、「当社グループ」)は、2021年9月に「西部ガスグループカーボンニュートラル2050※2」を策定し、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、新たな取り組みへのチャレンジを進めています。
今回のトランジションボンドの発行は、当社グループのカーボンニュートラル実現への取り組みをステークホルダーの皆さまにご理解いただくことや、当該取り組みに関する資金調達基盤の強化および安定化を図ることを目的としています。今回の発行により調達する資金は、高効率LNG火力発電所の建設資金や太陽光発電所の開発・取得資金への活用を予定しています。
なお、当社は、今回の起債に際し、カーボンニュートラルへの取り組みを進めていくための資金調達の枠組みとして、「西部ガスグループ グリーン/トランジション・ファイナンス・フレームワーク※3(以下、「本フレームワーク」)」を策定しました。本フレームワークのグリーン/トランジション・ファイナンスに係る各種原則等への適合については、第三者評価機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社による評価(セカンド・パーティ・オピニオン※4)を受けています。
今後も当社グループは、カーボンニュートラルへの取り組みを一歩ずつ着実に実行することを通じて、お客さまおよび地域社会の持続的発展に貢献できるよう努めてまいります。
- 1 気候変動への対策を検討・実施している企業が、脱炭素社会への移行(トランジション)に向けて、長期的戦略に則った温室効果ガス削減への取り組みを資金使途として発行する社債
- 2 西部ガスグループカーボンニュートラル2050
- 3 西部ガスグループ グリーン/トランジション・ファイナンス・フレームワーク
- 4 セカンド・パーティ・オピニオン ・西部ガスグループ グリーン/トランジション・ファイナンス・フレームワーク セカンド・パーティ・オピニオン(マスターSPO)
・西部ガスグループ トランジションボンド セカンド・パーティ・オピニオン(ANNEX)
<トランジションボンドの概要(予定)>
年限 | 5年 〜 10年 |
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発行額 | 総額200億円程度 |
発行時期 | 2022年12月 |
主幹事証券会社 | みずほ証券株式会社(事務) 野村證券株式会社 大和証券株式会社 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 |
ストラクチャリング・エージェント※ | みずほ証券株式会社 |
第三者評価機関 | DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社 |
- グリーン/トランジション・ファイナンス・フレームワークの策定および外部の第三者評価の取得に関する助言等を通じて、トランジションボンド等の発行支援を行う者
(注)その他詳細については、決定次第すみやかにお知らせします。
(ご参考)
- 「西部ガスグループビジョン2030」の策定について
https://hd.saibugas.co.jp/news_release/detail/2021/nr053.html - 「ひびき発電合同会社」を設立しました
https://hd.saibugas.co.jp/news_release/detail/2022/pdf/nr001.pdf
以上