プレスリリース

西部ガステクノソリューション株式会社が
ドローンを活用した橋梁点検事業を開始します

2023年7月14日

西部ガスホールディングス株式会社

西部ガスグループの西部ガステクノソリューション株式会社(本社:福岡市、代表取締役社長:今給黎 督)は、7月14日から株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク(本社:大阪市、代表取締役社長:柴田 巧、以下「JIW」)と共同でドローンを活用した橋梁点検事業を開始します。西部ガスグループがドローン事業を行うのは、今回が初めてとなります。

現在、国内には約73万の橋梁がありますが、2032年度には建設後50年を経過する橋梁の割合が約60%になり、老朽化対策が課題となっています。橋梁点検は、原則として、現場で作業員が安全性や耐久性に影響しうる損傷がないかを直接目視して確認する必要がありましたが、国土交通省が定める「橋梁定期点検要領(2019年3月改定)」において、一部ドローンの利用が認められ、点検作業時間の短縮など効率化に資するドローンの活用が広がっています。

これまで西部ガスグループでは、2020年4月にJIWと資本業務提携※1し、2021年9月からドローンを活用した新規事業創出に向けた事業性調査※2を行うなど、ドローン事業推進に向けた検討を進めてきました。今般、ドローンを活用した橋梁点検事業を全国で展開し、九州エリアでの更なる事業拡大を目指しているJIWと協業し、九州エリアを中心に橋梁点検事業を実施していくことになりました。

当社グループは2022年3月に策定した「西部ガスグループ中期経営計画」において、中核であるガスエネルギー事業の競争力強化を図るとともに、ガスエネルギー以外の事業を成長させ、2030年度においてガスエネルギーとそれ以外の事業構成比を同程度とすることを目指しています。今後も、社会や暮らしの多様なニーズに寄り添ったサービスの拡充を通じてグループ価値のさらなる拡大を図り、お客さまから圧倒的な信頼をいただくエネルギーとくらしの総合サービス企業グループを目指してまいります。

※1 資本業務提携の詳細については、2020年4月20日プレスリリース
URL:https://www.saibugas.co.jp/info/kouhou/htmls/nr1226.htmをご参照願います

※2 新規事業創出に向けた事業性調査については、2021年9月27日プレスリリース
URL:https://hd.saibugas.co.jp/news_release/detail/2021/nr040.htmlをご参照願います

以上

<ご参考>

【会社概要】

企業名 西部ガステクノソリューション(株) (株)ジャパン・インフラ・ウェイマーク
本社所在地 福岡市東区東浜2丁目9番118号 大阪府大阪市東成区東中本三丁目16番23号
設立年月日 1979年8月24日 2019年4月1日
代表者名 代表取締役社長 今給黎 督 代表取締役社長 柴田 巧
主な事業内容
  • 熱供給事業
  • エンジニアリング事業
  • エネルギーサービス事業
  • インフラメンテナンスサービス
    (点検のコンサル・企画からドローンを活用した空撮、AIを活用した点検診断・レポート化等)
  • サポートサービス
    (ドローン販売・レンタル、メンテナンス、教育研修、保険取次 等)
橋梁点検事業における各社の役割 九州エリアにおける橋梁点検の実施 橋梁点検におけるノウハウの提供

【橋梁点検の様子】