ダイバーシティ、
エクイティ&インクルージョン(DE&I)

考え方

西部ガスグループを取りまく環境が大きく変化する時代において、多様な観点からお客さまに価値を提供し、地域社会の発展に貢献していくことは必要不可欠と考えており、その実現に向け、ダイバーシティ(エクイティ)&インクルージョンを重要な経営課題の一つとして位置づけています。

  • ●関連するマテリアリティ:「価値創造領域6」 価値を生み出し続ける人と風土

ダイバーシティ(エクイティ)&インクルージョン

方針

西部ガスグループダイバーシティ宣言

西部ガスグループは、従業員一人ひとりが属性だけでなく異なる価値観・経験・想いなどをもった価値ある存在として、自分の考えを自由に発し、互いに認め合い、切磋琢磨しながら未来を切り拓く挑戦を積み重ね、新たな価値を生み出すことを可能とする社内環境を整備します。また、その環境のもと自らの力を最大限発揮できる活気あふれる組織の実現を目指します。

グループDE&I行動指針

〇個の尊重
一人ひとりを個人として尊重し、あらゆる差別を排除し、グループ全体の共通認識とするよう努めます。

〇差別排除
国籍、人種、民族、年齢、性別、性的指向・性自認、障がい、学歴、宗教、個人的価値観などに基づくいかなる差別も行いません。

〇理解と支援
多様な従業員それぞれが抱えている問題への理解を深め、無意識な認識の偏りや無知を克服しつつ、必要な支援を行います。

〇多様性確保
グループのダイバーシティを高めるとともに、意思決定において多様な意見が反映されるように努めます。

〇共創共栄
共に暮らす地域コミュニティの一員であるとの意識を持ち、すべての方々と尊重し合える関係づくりに努めます。

スローガン

ダイバーシティ(エクイティ)&インクルージョンスローガン

重点領域

価値創造を加速する5つの重点領域 1ジェンダー平等、2エイジダイバーシティ、3障がい者活躍、4LGBTQ理解促進、5インクルーシブな職場づくり

体制

2025年に「西部ガスグループ人的資本委員会」を設立し、「ダイバーシティ部会」、「健康経営推進部会」と連携して人的資本経営を推進していきます。西部ガスグループを取り巻く環境が大きく変化するなかで、多様な観点でお客さまに価値を提供し、地域社会に貢献していくことが求められています。その実現に向けてダイバーシティ推進は重要な経営課題の一つとして位置付けています。ダイバーシティ推進を目的に、年に一度、「西部ガスグループダイバーシティ部会」を開催し、課題や施策の共有、推進に向けた意見交換を行っています。また、ダイバーシティ推進活動の現状把握や浸透度、従業員の意識変化を測るため、年に一度、グループ全従業員を対象としたアンケート調査を実施しています。調査結果は、次年度の施策立案に活用し、より効果的なダイバーシティ推進に繋げています。

推進体制

グループDE&Iを推進するための体制

目標と進捗

重点領域の目標

重点取り組み KPI指標 内容 実績 目標 目標
2024年度 2027年度 2030年度
ジェンダー平等 女性管理職比率 管理職に占める女性の割合 4.8% 6.0% 15%
男性育休取得率 男性育休取得数/配偶者出産数 88.9% 100% 100%
障がい者活躍 障がい者雇用率   2.5% 2.7% 2.7%
  • ※1 対象会社:西部ガス、西部ガスエネルギー、西部ガス都市開発、西部ガスリビング、西部ガス情報システム、西部ガス・カスタマーサービス、西部ガステクノソリューション、ひびきエル・エヌ・ジー
  • ※2 対象会社:西部ガスホールディングス、西部ガス、西部ガス熊本、西部ガス長崎、西部ガス佐世保、西部ガスエネルギー、西部ガス都市開発、西部ガスリビング、西部ガス情報システム、西部ガス・カスタマーサービス、西部ガステクノソリューション、西部ガス絆結(12社)

取り組み

西部ガスグループは、「従業員価値の向上」とともに「柔軟で多様な発想や価値観を持つ人財の育成」、「効果的な人財活用による人財の活性化」を図るため、ダイバーシティ推進に取り組んでいます。

えるぼし認定

女性活躍推進法に基づく女性活躍推進の実施状況が優良な企業に与えられる「えるぼし」の最高位の3つ星を、西部ガスは2020年8月、西部ガスグループの西部ガス情報システムは2023年5月に取得いたしました。
引き続き、女性はもちろん、社員一人ひとりが個性を発揮し、イキイキと活躍し続けられる職場風土の醸成を通し、新たな価値の創造へ向け、ダイバーシティ&インクルージョンの一層の推進に取り組んで参ります。

えるぼし認定「女性が活躍しています!」

・西部ガス株式会社

・西部ガス情報システム株式会社

ミドル世代支援

53歳以降の社員を「ミドル社員」として、60歳定年以降65歳まで働く社員の比率を上げていくことを目標とし、2017年度より新たなキャリア研修を実施しています。53歳のキャリア研修では健康面、精神面も含め自らを見つめ直し、今後どのように意識や行動を変えていくのかを考えます。西部ガスでは、再雇用制度として“ネクストキャリア制度”を定め、60歳定年退職後も、一定の条件を満たし雇用を希望する社員は、最長70歳まで働くことができます。

障がい者活躍支援

●障がい者雇用の向上

西部ガスグループでは、障がい者雇用をグループ全体で進めるため、2017年に「西部ガス絆結」を特例子会社として設立しました。さらに、グループ11社が参加する「関係会社特例制度」を申請し、グループ全体で連携して障がい者雇用を推進しております。現在も、特例子会社「絆結」と協力しながら、従業員一人ひとりの得意・不得意を理解し合い、障がいの有無に関わらず、多様な人財が働きがいをもって活躍できる環境整備を進めていきます。

障がい者の雇用数
単位 2022年度 2023年度 2024年度
在籍数 84.0 86.0 83.0
雇用率 % 2.5 2.6 2.5
  • ※関係会社特例(西部ガス絆結、西部ガス、西部ガス熊本、西部ガス長崎、西部ガス佐世保、西部ガスエネルギー、西部ガス都市開発、西部ガスリビング、西部ガス情報システム、西部ガス・カスタマーサービス、西部ガステクノソリューション)における在籍数・雇用率

●八仙閣の障がい者雇用の取り組み

  • 食関連事業分野の八仙閣は、20年程前から障がい者雇用の取り組みを推進しています。障がい者雇用促進法では、民間企業に対し障がい者法定雇用率を2.5%に設定されていますが、それを大きく上回る高い水準を維持しています。高い雇用率とフォロー・サポート体制が認められ、2022年に「障がい者雇用優良事務所福岡県知事賞」公的機関からの賞をいただきました。

    受賞歴
    • ●2017年 独立行政法人高齢・障害・求職者支援機構福岡支部主催「障害者雇用優良事業所」努力賞受賞
    • ●2022年 障がい者雇用促進大会「障がい者雇用優良事業所」県知事賞受賞
  • 障がい者雇用の取り組み「障がい者雇用優良事務所福岡県知事賞」八仙閣

障がい者雇用 単位 2023年度 2024年度
雇用人数 8 7
雇用率 % 6.9 8.9

●障がい者への理解の啓発活動

特例子会社の西部ガス絆結株式会社により、「ダイバーシティ、障がい者の雇用と育成、障がい者と共に働く組織づくり、地域づくり」を目的とした、講演やセミナー及びワークショップ等を地域向けに積極的に行っています。更に、2019年度からは福岡県の同和問題をはじめとする人権問題に係る「啓発・研究講師団講師斡旋事業」の講師登録を行い、各地で積極的に講演を行っています。

講演活動実績
単位 2022年度 2023年度 2024年度
講演・セミナー 23 31 42
  • 多様な人財を雇用するマネジメント研修(福岡県福祉労働部主催)

  • 同左講師(西部瓦斯絆結株式会社 代表取締役社長 船越哲朗)

    同左講師(西部ガス絆結株式会社 代表取締役社長 船越哲朗)

多様性の発揮に向けた取り組み

イクボス式マネジメント講座

  • 2017年、イクボス企業同盟へ参加。「イクボス※」をたくさん育成することを宣言しました。キーマンである全マネジャーは「イクボス式マネジメント講座」を受講後「イクボス行動宣言」を行います。各職場に掲示し、啓発・活性化につなげています。

    • ※職場で共に働くメンバーのワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司のこと
  • イクボス式マネジメント講座

キャリア支援力向上研修(管理職向け)

管理職が部下のキャリアを支えるための面談力を高める支援を行っています。キャリア面談の目的を正しく理解し、対話を通じて部下の成長を促すスキルの習得を目指します。

次世代管理職育成研修

  • 女性をはじめ多様性を持つ次世代の中間層リーダーを対象に、変革・経営人財の育成に力をいれたプログラムを導入しています。
    育成プログラム(一例):オーセンティックリーダーシップ、ビジネススキル育成、事業戦略策定研修、部下のエンゲージメント向上 など
  • 研修風景

メンタリングプログラム

社内の役員や先輩管理職をメンターとして選任し、個人の成長を斜め上の視点から支援する制度です。キャリアの悩みや課題に対して、実践的なアドバイスや継続的なサポートを行います。

  • ※西部ガスのみ実施

若手キャリア開発研修

  • キャリア形成術の学習やライフイベントなどの対応について知る、若手女性社員向けの研修です。

    • ※2025年度以降は、男性も含めた入社3年目全社員を対象に研修を行います。
  • 若手キャリア開発研修

    スタートアップキャリア研修

育児期のキャリアサポート(WEキャリアプログラム)

  • 育児休業も大切なキャリアのひとつと捉え、仕事と育児の2つのキャリアを軸に活躍できる環境と意欲的に働く意識醸成を目指して実施しているプログラムです。担当者と医療職が一体となり、制度面、ソフト面、職場理解促進をフォローしています。また、2024年度より西部ガスグループ各社で同様のプログラムを展開しており、グループ内での育休取得の風土醸成が進んでいます。
  • 主なプログラムフロー

    ステップ1 妊娠がわかった時 ステップ2 育児休業前 ステップ3 休業から出産 ステップ4 休業から復職 ステップ5 復職から1か月頃

ダイバーシティWEEK

  • 西部ガスグループで働く一人ひとりが、DE&I への理解を深め、職場の様々な多様性に気づき自分事として取り組むきっかけを得ること等を目的に、ダイバーシティについて考える一週間を設けています。講演から体験型イベントまで毎年様々な形で実施しています。
  • フォーラム開催風景

  • 2024年度のダイバーシティWEEKでは生理痛の疑似体験を行いました。生理痛がどのように日々の業務に影響を与えているのか体感し、どのような対応が職場で求められるかを考える機会となりました。
  • 生理体験の様子

関係データ

  • ※注釈のないデータは出向元の西部ガス(株)における年度末の実績となります。
育児休業取得率
単位 2022年度 2023年度 2024年度
男性 % 68.4 92.3 94.6
女性 100 100 100
男女正社員数
単位 2022年度 2023年度 2024年度
男性
(%)
1,051(84) 1,003(84) 1,131(84)
女性 200(16) 197(16) 209(16)
合計 1,251 1,200 1,340
  • ※シンガポール事務所の駐在員を含む
男女別平均勤続年数
単位 2022年度 2023年度 2024年度
男性 21.8 21.8 21.7
女性 16.1 15.7 16.0
合計 20.9 20.8 20.7
採用状況
単位 2022年度 2023年度 2024年度
男性 25 26 24
女性 15 8 11
合計 40 34 35
中途採用比率
2022年度 2023年度 2024年度
正規雇用労働者の
中途採用比率
15 9 17
  • ※労働施策総合推進法に基づく中途採用比率の公表 公表日:2025年8月25日
離職者数
単位 2022年度 2023年度 2024年度
離職者数※1
(離職率※2
名(%) 12(0.8) 22(1.6) 11(0.8)
  • ※1 離職者数・・・正社員における自己都合退職者数
  • ※2 離職率・・・「正社員における自己都合退職者数/正社員数」にて算出しています。
管理職数/女性管理職比率
単位 2022年度 2023年度 2024年度
男性 名(%) 183(97) 180(97) 233(97)
女性 5(3) 5(3) 8(3)
合計 188 185 241