使わなくなった洋服や絵本をゆずって、カーボンニュートラル!?リユースでモノと思いをつなぐ「おさがりこうかんSHOP 」
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たくさんの人が集まって、何かイベントをやっているみたいじゃな
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みんな、洋服や絵本を持っているね。あっ!あの人たち、洋服を交換しているよ。一体何のイベントなのかなぁ?
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こんにちは、おさがりこうかんSHOPへようこそ!
誰でも参加できる「おさがりこうかんSHOP」ってなぁに?
カーボンニュートラルのために、私たちの身近でできることはいろいろあるんだ。
にーこちゃんたちが見つけたのは、「おさがりこうかんSHOP」。
着られなくなったけど、捨てられない大切な子ども服や絵本を持ち寄って交換することで、二酸化炭素の排出量を減らすことができるんだって。
服や本を長く大切に使うことは、地球にやさしい。それはなぜ?
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洋服や本を交換することで、どんな良いことがあるの?
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ごみを処分するとき、二酸化炭素が排出されてしまうよね。でも、モノを大切に長く使えばごみを減らすことができるんだ。おさがりこうかんSHOPのように、一度使ったものを捨てずに何度も使うことを、「リユース」というんだよ
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知らなかった!私が使わなくなった洋服や絵本も、必要な人にゆずってリユースすることが、ごみを減らすことにつながるんだね
カーボンニュートラルのためにも、服は大切に着たいな
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それにお店で服を買うと、ビニールに包まれていたり、紙袋に入れてくれたりすることが多いけど、包装材を作るときにも二酸化炭素が排出されているんだ。おさがりこうかんSHOPでは、そういった包装は行っていないからエコバッグを持ってきてね
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包装をせずにエコバッグを使うことも、カーボンニュートラルにつながっているんだね
おわりに
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お気に入りだった服や絵本を、大切にしてくれる人に受け継いでいくことは、ごみを減らすことにつながるから地球にやさしいね。おさがりこうかんSHOPでは、ものと一緒に思い出も大切にしてもらえるみたいでうれしいな
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1着の服をつくるときに排出される二酸化炭素の量は、500mlのペットボトル約255本分にもなるんじゃ(※)。最近は、環境に配慮する「サステナブルファッション」が注目されておる。服をリユースするのはもちろん、地球に優しい素材で作られた服を選んで、長く大切に着ることを心がけるとよいぞ
※服を1着つくる際、原材料調達から製造段階までに排出される二酸化炭素の量は約25.5kgで、500mlペットボトルに換算すると約255本分となります
出典:
「おさがりこうかんSHOP」は、那珂川市にある「博多南駅前ビル」の管理運営を担う「博多南駅前Hug組」(株式会社ファイブ、株式会社ホーホゥ、西部ガス株式会社で構成される事業体)でスタートした取り組みで、株式会社ホーホゥが中心となって企画を行っています。
子どもの成長によって、すぐにサイズアウトしてしまう子ども服や読まなくなってしまった絵本を、同じように大切にしてくれる方へおゆずりするお手伝いをしています。おさがり品の交換を通して、地域のコミュニティの場としてにぎわう「おさがりこうかんSHOP」。利用するのは、地域外から引っ超してきたばかりの方、子どもと一緒におでかけできる場所を探している方、さらに子育てがひと段落した祖父母世代までさまざま。幅広い方たちが集まって、子育ての悩みや地域の情報を交換する交流拠点としての役割も担っています。
「おさがりこうかんSHOPパピヨン支店」は、2023年8月まで、毎月24日に開催。事前申し込みなしで、誰でも気軽に参加できます。大切な洋服や絵本をリユースしながら、地域の方々と交流を深めてみませんか?
参考: